お知らせ・島暮らしお役立ちコラム

連載:小値賀の〇〇なところ④

【特別編】小値賀の誇り

不便の先にある、圧倒的な「豊かさ」。
〜私たちが、この島で働く理由〜

ここまで、島の「ダメなところ」を散々笑い飛ばしてきました。Amazonは遅いし、自転車はすぐサビるし、プライバシーなんて海に沈んでいます。

それでもなぜ、私たちは小値賀に居続けるのか。それは、都会の便利さをすべて差し出してでも手に入れたい、「本物の豊かさ」がここにあるからです。

1. 通勤ラッシュは、潮風と共に。

満員電車で他人の背中を見つめる朝は、もうありません。職場へ向かう道のBGMは波の音だけ。すれ違うのは、見知らぬ誰かではなく「おはよう!」と手を振ってくれる島の仲間たち。一日の始まりが、すでに美しいのです。

2. 「自分の仕事」が、島を動かす感覚。

都会では、自分が大きな歯車の一つに過ぎないと感じることがあるかもしれません。しかし、この島では違います。あなたが運ぶ荷物、作る資料、笑顔で交わす挨拶。その一つ一つが、誰かの生活を直接支え、この島という小さな社会を確実に回しています。

3. お金では買えない、星空と静寂。

夜になれば、娯楽施設は何もありません。その代わり、街灯のない真っ暗な空には、息を呑むほどの星屑が広がります。「何もない」からこそ、宇宙の広さと波の音を独り占めできる。これは、どんな高級ホテルでも味わえない究極の贅沢です。